ここでは、私が家計を見てきた中で、老後、特に注意したい支出について解説します。
◆【マンガ】元銀行員は見た!老後破綻・老後貧乏になる人の特徴
(1)携帯料金などの通信費
(2)保険料
(3)何に使ったかわからない使途不明金
見直しの仕方は、以下になります。
ひと月7000円~1万円近く支払っている人は、最寄りの携帯ショップや、お子様などに相談して、格安スマホなどを検討してみましょう。携帯料金が半分くらいに節約できたらうれしいですね。
格安スマホと聞くと、高齢者は抵抗があるかもしれませんが、利用しているときの不便さを感じることは少ないようです。
現在加入している保険代理店やスーパーなどに入っている来店型保険ショップ、ファイナンシャルプランナーに、現在の家族構成や健康状態などを伝えて、加入している保険が見合ったものであるか相談してみましょう。
しかし、無頓着にお財布に入っているお金を使っている人は、後から何に使ったかわからなくなり、知らないうちにお金がなくなっていた、ということがあるかもしれません。何に使ったかわからないお金、つまり「使途不明金」は誰しもあるものですが、使途不明金が多いと場合は要注意です。
使途不明金がどれくらいあるのか確認するためには、家計簿をつけて、家計管理をするのがおすすめです。もちろん家計簿をつけなくても、スマートフォンの無料家計アプリを活用するなど、自分に見合った形で家計管理をしてみるといいでしょう。
以上、50代で気を付けたい3つの支出を紹介しました。家計を振り返って、ムダな支出がなくなるように気を付けてみてください。
監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
都市銀行や保険会社、保険代理店での業務経験を通じて、CFP、証券外務員の資格を取得。相談業務やマネーセミナーの講師、資格本の編集等に従事。日本FP協会の埼玉支部においてFP活動を行っている。
2025-01-09T13:22:25Z